中古住宅購入

中古住宅購入時 注意点(前編)7つのチェックポイントについて

この記事では、「中古住宅を見学する際に、建物のコンディションをチェックする方法」について、解説しています。

こんにちは、『公認 不動産コンサルティングマスター資格保有者』・上越市の不動産会社「LIXIL不動産ショップ 上越中央店」の金丸です。

気になる中古住宅があり、実際に現地を見学することになった際、いったい「現地で、どんな点をチェックしたらいいのか?」よく分からないのが普通だと思います。

陽当たりや設備のグレード、綺麗さ、各部屋の広さ等は、現地を見るとなんとなく分かるポイントですが、特に築年数が古い物件の場合は、以下のような点も含めて「建物の状態をチェック」していただけると宜しいかと思います。

管理人

中古住宅の購入を考えた際「現地でチェックすべき7つのポイント(注意点)」について説明します!

建物のコンディションに問題がないか

①雨漏り

天井にシミがないか?

室内で異様にカビが生えているところはないか?

壁や天井のクロスがはがれたり、シミが付いていないか?

壁や天井のクロスがはがれていたり、シミが付いていないか?

壁が湿っていてカビが発生している中古住宅では、壁の中も腐ってしまっている可能性があり、注意が必要です。

②基礎

高さが十分にあるか?

建築基準法では、木造の基礎の高さは「30cm以上」必要とされています。
フラット35の基準では、基礎高は「40cm以上」必要とされています。
最低でも、30cm以上基礎の高さがある建物を選んだ方がいいと思います。

クラック

基礎等にひび割れが入っていることがよくありますが、そのひび割れが「ヘアークラック」なのか?「構造クラック」か?の見極めがポイントとなります。

ひびの幅

幅が0.3mm以下深さ4mm未満であれば、「ヘアークラックと言って、コンクリートやモルタルが収縮するときに出来るひび割れで、住宅の強度にはほとんど問題ないケースが多いといえます。

幅が0.5mm以上深さ4mm以上の場合「構造クラックである可能性があるので要注意です。

幅が0.3mm以下、深さ4mm未満の表面上の小さな亀裂は、一般的に問題ありませんが、「コインが差し込めるほどの深い亀裂」がある場合は、構造的に問題がある可能性があります。

ひびの向き

縦に入ったひびは、コンクリートが収縮したことで入るひびで、問題が比較的少ないと言われています。

横に入ったひびは、設計か地盤か基礎に問題がある可能性が高いので、注意が必要と言われています。

③外壁

外壁塗装は紫外線や風雨により日々劣化していますが、ある一定のレベルに達すると防水性能が損なわれ、建物内部にも影響を及ぼしかねません。

触ると白い粉上のものが付かないか?

「チョーキング」と言って、指で擦ってみて白い粉上のものが付いてくる場合は、外壁の劣化が進んでいる可能性が高いので、外壁補修を検討した方がいいでしょう。

塗装色が褪せていないか?

塗装がはがれていないか?

カビや藻が付着していないか?

クラックがないか?

目地に入ったシーリング(充てん剤)が劣化していないか?

④水平

歩いた時に、目まいに似た感覚はないか?

ドアや窓がスムーズに開け閉めできるか?

⑤床

床が一か所か二か所くらい、ギシギシする程度なら、床板事態の反りやはがれによるものだったりして、簡単な補修で解決することもあります。

歩いた時、「床がブカブカする」「足で踏んだときに沈む」「あちこちから床なりがする」といった場合は、木材の腐食やシロアリ被害、欠陥工事などの可能性があります。

⑥におい

シンク下やクローゼット、押し入れなどがカビ臭くないか?

もしも、カビ臭い場合は、水漏れや雨漏りの可能性も考えられます。

⑦シロアリ

浴室がユニットバスではなく、「在来工法」で壁や床がタイル張り等の場合は、けっこうな確率で床下に水漏れしていて、その部分にシロアリの被害があるケースが多くあります

その場合は、専門業者に駆除を依頼して、被害のある部分は補修が必要になります。

蟻道(シロアリの通り道)がないか?

基礎表面に蟻道と思われるトンネル状の茶色いラインがあったシロアリが侵入しているサインです。

ももすけさんによる写真ACからの写真

まとめ

以上が建物のコンディションについての主なチェックポイントとなります。

もしも、ご自身でチェックすることに不安がある場合は、費用が5万円~10万円程かかる可能性がありますが、建物の「インスペクション」を行っている会社等の専門知識がある業者に、契約前に建物検査を依頼することも一つの方法です。

その結果、不具合が見つかった場合は、その物件の購入を見送る。
または、信頼のおけるリフォーム業者に「どの様な対策を行ったらよいか?」相談して、対策工事の見積書を受け取りよく検討した上で購入の判断をされることがよろしいかと思います。

もしも、中古住宅購入やリフォームに関して、ご不明な点やご相談したい事などございましら、下記フォームからお気軽にお問い合わせください。


なお、中古住宅購入に興味がある方は、「中古住宅購入」のポイントをまとめた下記ブログも、ぜひご覧ください。

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